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理学療法士国家試験対策|2ヶ月で237点を取った対策方法

更新日:

理学療法士国家試験対策で2ヶ月あれば80〜100点アップが可能です。

出題範囲は膨大だけど、過去問本(QBや国試の達人)を使えば効率的に対策が可能だからです。

理学療法士・作業療法士国家試験の対策は何をすればいいのかわからない
効率的な勉強法が知りたい

そんな方のために私が実際に行い、2ヶ月で237点を取った時の勉強法を紹介しています。


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実績

私の場合は12月末から本格的に対策を始めました。

それまでは模試を受ける程度で特に対策はしていませんでした。

11月ごろの模試では150点くらいでしたが、1月末の模試で196点、2月末の本番で237点をとれました。

実際の合格通知書(第53回)

ではどんな風に勉強すればいいかを具体的にお伝えしていきます。

Contents

過去問解説本と過去問5年分があれば十分です!

出典:https://senmonsho.jp/example/医学書【『理学療法ハンドブック』、『作業療法/

まず、前提として教材は過去問の解説本1種類(QBや国試の達人)と5年分の過去問があれば合格には十分です。

理由は、主観ですが、国家試験の問題は全く見たこともない問題は4割もないからです。

そのため、過去問を完璧に覚えてしまえば、合格ラインの6割は超えていきます。

しかし、本番ではケアレスミスやど忘れもあるので多少の応用力をつけ、ミスに備える必要があります。

教材の活用方法についても詳しく述べていきます。

❶過去問解説本をつかう


メディックメディア クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士 国家試験問題解説2022 共通問題

私の場合は「クエスチョンバンク 理学療法士・作業療法士国家試験問題解説」を使用しました。

この教材は他に比べてイラストや解説が豊富でわかりやすいのでオススメです。

ただ、解説本によって載っている問題や解説も異なるため、クラスメイトと同じ教材の方が話はしやすいです。


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過去問解説本を活用した勉強法は4段階!

過去問を使ってどのように進めていくかを4段階で詳しく解説していきます。

手順①1周目は読み込む

手順②各章ごとにもう1周(2周目)する

手順③3周目は付箋の貼ってある問題のみを解く

手順④暗記が必要なものは表や語呂合わせを作り個別で復習

手順①1周目は読み込む

1周目は解こうと考えても「たぶんこれだろう」程度でほぼ勘でした。

間違えるのが当たり前なので間違えた後は解説を入念に読みます。

次見たときは確実に答えらるようなつもりで理解しながら読み込みましょう。

手順②各章ごとにもう1周(2周目)する

共通問題の各章の内容

国試対策では教材を何周もやるのが基本的な戦略ですが、ポイントは「どのように何周もするか」です。

1冊を全部やってからもう1周と言う人もいれば、各章ごとにもう1周と言う人もいて、やり方は様々です。

私が実践したオススメの進め方

「各章ごとに進め、次の章を終えたら前の章に戻ってもう1周する。」

..........................................................................................................

たとえば、解剖学を1周し、生理学を1周したら、解剖学に戻り復習(2周目)します。

次に運動学を解き、今度は生理学に戻る。といったやり方です。

実際に解いてみると最初の1周目では覚えられないのが現実です。

さらに全章を解いてから、もう1周では時間がたちすぎていてほぼ忘れています。それではモチベーションも下がります。

そのため各章ごとに区切って、次の章を解いてから戻ってもう1周することを勧めます。

理由として

各章ごとに2周目に取り掛かることで、1問あたりにかかる時間が全章終えてからもう1周するよりも格段に早くなるため効率的です。

また、次の章を解いてから戻ることで、適度に時間があき、少し記憶が曖昧になります。

それによって単純に、すぐもう1周するよりも思い出す負荷が適度に増加し、想起することで、より記憶に定着するのがポイントです!

しかしこの方法では思うように解いたページ数が進みません。

そこでやる気が薄れてきますが全然覚えてない状態で2周目を迎えるよりは効率的なので耐えましょう。

間違った問題のチェックは2周目から

2周目から間違った問題を(自信を持って答えられなかった問題も)チェックしていきます。(私はあとですぐ開けるように付箋をはっていました)。

1周目では自信を持って答えられる問題はかなり限られるので間違えた問題をチェックしていたらキリがありません。

なので1週目はまず理解を目的とし、チェックは2周目からにしましょう。

手順③3周目は付箋の貼ってある問題のみを解く


限られた時間の中で効率的にやるために3周目では付箋の箇所(間違った又は自信を持って答えられなかった問題)のみを解いていきます。

もちろん、時間があるなら全問解くのが良いですが、限られた時間の中で、自信を持って答えられた問題を再度解くと言う行為は優先度が低いです。

それなら、何度も間違える問題を復習した方が点数の底上げにつながります。

したがって

3周目では付箋のとこだけもう一回解き、それでも間違える問題は再度チェックします(自信を持って答えられたら付箋を減らしていきます。)

付箋を貼ってそこを集中的に復習することで曖昧な問題をなくすことができます。

思考停止してただ何度もといても、結局身につきません。

手順④暗記が必要なものは表や語呂合わせを作り抽出しておき個別で復習

この手順④が最もおすすめです!

ホルモンや分類などは過去問を解いているだけでは、応用力がなく、少し選択肢が変わるだけで間違えてしまいます。

そのため、書籍内の語呂合わせやホルモンはノートなどに抽出し、まとめて復習しましょう。

正直、これらは3周とかでは覚えきれません。そのため、個別で何度も復習が必要です。

付箋を貼って復習しやすくしたページ例:
緑ペンを使用し、赤シートで隠れるようにしてあります。

Zancoliの分類やそのほか重症度、分類についても該当ページに付箋をはり、問題を解くのとは別にスラスラ言えるまで何度も復習しました。

一箇所にまとめることで、効率的な復習が可能となります。

(手順⑤は時間があれば)疑問に思った部分は他の専門書を使って調べるのもあり!

*過去問の解説本も間違えていることがあるため疑問に思った点は専門書をみながらとことん調べるのもいいと思います。

時間はかかりますが、そこまでした問題は確実に間違えません。

❶のまとめ

私の国試解説本の使い方はこれまで説明した4段階です。大事なのは曖昧な部分をなくす意識です。

曖昧なままでは本番でも迷ってしまい、選択肢を絞りきれません。

そのため、確実に答えられるようにしっかりと復習を重ねていきましょう。

QBは共通と専門どちらから解くべき?

決まりはありませんが、おすすめは共通からです。

解剖生理運動学といった基礎的な部分を固めることでその後の専門問題への理解も深まるからです。

他にも

共通問題には1問3点の実地問題の割合が多いので、早期に模試などの結果に繋がりやすいです。

点数が上がることでモチベーションが上がります。

私の場合も共通問題から進めることで1月末の模試で早期に結果が出てきました。専門の範囲はボロボロでしたが、、、

もちろん、最終的には専門問題も網羅しなくてはなりません。

❷過去問を解く(5〜10年分)


2022年版 理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分 [ 電気書院編集部 ]

2022年版 理学療法士国家試験過去問題集 専門問題10年分 [ 電気書院編集部 ]

2つ目は過去問を実戦形式で解いていく対策です。

対策の時間がなかったため最初は5年分を目標にしていました。

対策❶の解説本を終えた段階で、実力を確かめるため実戦形式で5年分を1年ずつ解いて、採点をしました。

QBなどでは過去3年分の過去問はほぼ載っているため3年分の過去問であれば、対策❶を終えた状態ですでに高得点が取れます。(9〜10割)。

これでかなり安心感が得られます。

ここで間違えた問題は要復習!

あれだけ復習をしても間違えるのだから相当苦手です。しっかりチェックして復習しましょう。

これだけやれば合格ラインは確実に超えると思います。

国試で高得点を取るためにはより多くの年数を解いている方が有利です。

理由は6~10年前の過去問からもそのまま使われる問題があるためです。

当たり前ですが、1度解いておけば初見よりも正解率がグンッと上がります。

私は当初時間がないと判断し5年分を目標にしていましたが、終わりの目処がたってきたため、2月15日あたりからさらに5年分にも取り掛かりました。

この時期になると1年分の過去問を解く時間もだいぶ早くなるため、ギリギリの時期に始めても十分に間に合いました。

6〜10年前の問題となるとQBには載っていなかった問題も多く出てくるので応用力を確かめられ、自信にもつながります。

*6〜10年前の問題を解くのは、あくまで合格ラインは超えているけど、さらに点数アップを狙いたい人向けです。

❶の解説本による対策と❷の5年分の過去問対策が十分にできていない中でやる必要はないと思います。

現に私のクラスメイトのほとんどは5年前までしかやっていませんでしたが、全員合格していました。

それでも200点を超えている人も何人もいたので5年分でも濃くやれば十分に合格可能です。


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遅刻しないために試験会場が遠い場合は近くのホテルに前乗りがおすすめ!

おまけ情報ですが、試験当日に心配なのが公共交通機関の遅延や運休。

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まとめ

私は2ヶ月間QBと国試過去問10年分(最低5年分)だけを使用して237点をとることができました。

私よりも高い点数を取る人はいくらでもいますが、短期間で得点が大幅にアップしたという事実は参考にしていただけると思います。

国試対策は何周やれば必ず受かるとかではありません。

勉強する教材を絞り、それを極める方が効率的です。しっかりと自分にあったやり方で根気強くやりましょう。

この2ヶ月間は1日あたり平均8時間はやっていたと思います。

残りの日数とやらなければいけないページ数を逆算し、ある程度計画を立てると進めやすいです。

以上が私の対策方法でした。少しでも国試対策に悩む学生さんのお役に立てたらと思います。

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