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【実習で役立つ】歩行や階段等のADLに必要な関節可動域を紹介。

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歩行などの日常生活で必要な関節の可動域が知りたい
レポートに載せるから文献も知りたい
文献を探す時間ももったいないからネットでどうにか、、、

そんな方のために文献を基に日常生活動作に必要な関節可動域(ROM; Range of motion)を紹介しています。


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日常生活を送るにはどの程度必要??

“日常生活を支障なく送るには、少なくとも膝関節は伸展0°・屈曲120°、股関節は屈曲120°・外転20°・外旋20°の可動域が必要”1)とされています。

また、“和式の生活は、正座や和式トイレ、布団で寝るなど、動作を行うために必要な下肢の関節可動域が大きい。おおよそ股関節屈曲120°、内外転20°、内外旋20°、膝関節屈曲120°以上の可動域が必要”1)とされています。

このあとそれぞれの動作についても説明していきます。

おおまかな角度は以下の図参照です!

出典:古田奈美,嶋田智明,他:実践Mook理学療法プラクティス 変形性膝関節症 何を考え、どう対処するか,株式会社文光堂,東京,p67-68,2008

①歩行

“おおよそ必要な可動域は股関節屈曲40°・伸展10°・内外転各5°・内外旋各5°、膝関節屈曲70°・伸展-5°”1)とされています。

足関節背屈角度についてはターミナルスタンス(TSt,立脚周期)で最も大きくなりますが、TStにおける足関節の運動範囲は“10°背屈位まで”2)とされています。

まとめると以下の通りです。

②椅子への座り込み、椅子からの立ち上がり動作

“これは座面の高さによって股関節屈曲角度が大きく変わるので注意が必要となる。ポイントは下腿長である。股関節屈曲最大角度(平均値)が、

下腿長より高い椅子では座り込み時81°・立ち上がり時77°、

下腿長より低い椅子では座り込み時108°・立ち上がり時108°”1)となっています。

膝の角度については図から読み取った値ですが、

高い椅子で屈曲80°程度。低い椅子で110°程度のようです。(記事冒頭の図2参照)

③床へのしゃがみ動作

和式生活では床へのしゃがみ動作も必要となります。

生活様式を変えるというのも手ですが、動作が獲得できるのであれば、無理に変える必要もありません。

しゃがみ動作には“股関節屈曲120°、膝関節はしゃがみ動作時に最大120〜150°を要する。”1)とされています。

④階段昇降

階段昇降についても図からの読み取りになってしまいますが、

昇段時は股関節屈曲約60°、膝関節屈曲約90°、降段時は股関節屈曲約40°、膝関節屈曲約100°とされています。

まとめ

代表的なADLに必要な関節可動域を紹介しました。

自分が実習の時知りたかった情報なので、これから実習を控える学生や今まさに実習中という方の役に立つと嬉しいです。

あくまで参考値ですので、目安としてお使いください。

その他のADLについても図2を参照していただけると幸いです。


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引用・参考文献

1)古田奈美,嶋田智明,他:実践Mook理学療法プラクティス 変形性膝関節症 何を考え、どう対処するか,株式会社文光堂,東京,p67-68,2008

2)Kirsten Gotz-Neumann著,月城慶一訳・他:観察による歩行分析,医学書院,東京,p49,2008


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